出発前準備

出発前に行う忘れがちな準備や手続きについて説明しています。渡航前に一度読んで参考にされてください★

  1. 役所関係
  2. お金について
  3. その他

役所関係

**海外転出届について**

※短期留学の方は海外転出届は必要ありません

1年以上海外に滞在する場合は、海外転出届の提出が推奨されています。

海外転出届の提出は義務ではないため、実際は提出している方もいればしていない方もいらっしゃいます。もし海外転出届を提出する場合は、住民税国民健康保険国民年金に変更が出てきます。

海外転出届を提出した際の変更点は以下をご覧ください。

※お住いの市町村によってルールや手続きが異なる可能性がございます。詳しくはお近くの役所でご確認ください。

住民税~

海外転出届を提出すると、住民税を払う義務が無くなります。ただし、住民税は「その年の1月1日にその自治体に住んでいた人」が支払いの対象となるため、渡航する年の1月1日にまだその自治体に住んでいた場合は、その年の住民税を支払う必要があります。

~国民健康保険~

国民健康保険への加入には住民票が必要です。海外転出届を提出した場合、住民票が除票されるため、それとともに国民健康保険への加入資格も失われます。

※転出届によって自動的に解約状態となるようになっています。
※未加入でも将来の公的保険の受給額に影響する事はありません。

また、転出届を提出し留学中の方が日本に一時帰国をする場合は、日本に滞在している間は無保険の状態となります。この場合は、念のため一時帰国をする際にカナダの民間保険で日本旅行用の保険に加入することをおすすめ致します。

~国民年金~

国民年金保険は、日本に住んでいる20歳~60歳未満のすべての方に支払いが義務付けられているものです。「日本に住んでいる」20歳~60歳未満の方への義務のため、こちらも海外転出届を提出することにより支払いの義務がなくなります。

ただ、将来日本で年金を受給する場合は、自分がこれまで支払った合計金額により年金受給額が決まるため、支払わなかった分は将来の受給額から減額される仕組みとなっています。

そのため、支払いは義務ではなくなりますが任意で年金の支払いを続ける事が可能です。もしくは、後に支払わなかった分をまとめて支払うことで将来の受給額に響かないようにすることも可能となっております。

少しでも節約して留学資金にまわしたい方は、年金も解約して渡航されていますが、年金受給額を少しでも減らしたくないという場合は、留学中も払い続けることが可能です。

お金について

**お金の持って行き方**

お金の持って行き方は、留学期間の長さや目的によって異なります。

〜銀行口座開設及びクレジットカードについて〜

短期留学の場合、カナダ現地の銀行口座開設をすることができません。そのため、日本でクレジットカードを作って渡航することをおすすめしています。

また、カナダはカード社会のため、カード払いのみ受け付けているお店も多くなっております。VISAとMasterをそれぞれ1種類ずつ持っておくと安心です。

長期留学・ワーホリの場合は、現地で銀行口座を開設することが可能です。ですが、現地の口座を開設するまでは日本のクレジットカードでお買い物をするようになりますため、少なくとも1つは日本のクレジットカードを持ってくることをおすすめしております。

※カナダではJCBは利用できない事が多いため、クレジットカードはVISAかMaster でご準備頂く事をおすすめしております!!
※AMEXもご利用できますが、VISAやMasterと比べると利用できないところが多いため、AMEXをお持ちの方はVISAやMasterも1枚持っておくと安心です。

現地の銀行口座を開設したら、日本の口座から現地で開設したカナダの銀行口座にお金を送金することが可能です。お得な海外送金についてはコチラの記事をご覧ください。

~現金について~

現金が必要な場面はほとんどありませんが、手元に少しだけあると安心です。

大体、 300~500ドル程持って来られる方が多くなっております。現金を持って来られる場合は、使いやすいように5ドル札を数枚、10ドル札を数枚と細かいお金で持ってくると便利です。

ホームステイやシェアハウスの家賃支払いが現地で必要な場合は、家賃分の現金を持ってきておく、もしくは日本円を持ってきてカナダ渡航後にカナダドルに換金して現金を手に入れられるようにしておきましょう。

日本で両替をして来られる方は、外貨両替ドルユーロが比較的レートも良く対応も早いのでおすすめです。
また、日本帰国時に日本円が必要になることもあるため少額の日本円も持ってきておくと便利です。

その他

**日本で使っている携帯電話の管理について**

長期で留学をされる方は、渡航前に携帯電話を解約をする方が多いです。

しかし、現在の日本の電話番号を帰国後のために残しておきたい場合は、利用している携帯会社の一番安いプランに変更をする方が多いです。

ご利用の携帯会社によっては、電話番号をキープすることができるプランを持っているところもあります。詳しくは、現在お使いの携帯会社に事情を説明して解約時期やキープする場合のプランなどを事前に提案してもらうことをおすすめします。

**運転免許証について**

カナダでは、日本の運転免許証を持ってくれば現地の運転免許証への切り替えが可能です。

オンタリオ州では60日以上ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)では90日以上、自動車を運転する場合、新たにオンタリオ州/BC州の運転免許証を取得する必要があります。

運転免許証はパスポートの代わりの身分証明証としても使えます。

※注意※
国際運転免許証からは現地の運転免許証に切り替えすることができません。切り替えをお考えの方は、日本の運転免許証を持ってきてください。

**病院について**

定期的に受診しているクリニックがある場合は、渡航前に必ず受診しておきましょう。また、ほとんどの場合、歯医者の受診は保険でカバーすることができません。カナダで歯医者にかかるとかなり高額な金額となりますので、渡航前に必ず虫歯チェッククリーニングなどの検診に行くことをおすすめします。

また、眼科検診も通常1年に1回のみのカバーの場合が多いです。そのため、眼鏡やコンタクトを使用している方は渡航前に一度眼科検診に行っておくことをおすすめします。

持病がある方や服薬をされている方は、健康保険があるうちにかかりつけ医に受診し、英文の診断書、お薬がある場合には英文の処方箋も出してもらいましょう。

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