カナダ留学

移民の国カナダ

カナダは北アメリカの北側に位置する国です。
国の面積はロシアに次いで世界第2位!
とっても広い国ですが人口はたったの約3700万人。

公用語は英語とフランス語。カナダはかつてのイギリス領でしたが、それよりも前にカナダの東部はフランス領であったため現在も特にモントリオールやケベックシティを中心としたケベック州ではフランス語がメインで使われています。

カナダは移民の国としても知られています。

アメリカやヨーロッパなどが移民の受け入れに慎重になっている現在もカナダは移民の受け入れを積極的に行っています。カナダは2019年初めに、今後3年間で100万人以上の移民を受け入れる計画も発表しています。

カナダに住んでいると色んな国のバックグラウンドを持った人たちに会う事は普通です。
むしろカナダで生まれた人に『あなたのバックグラウンドは?』と聞いて『100%カナダ人です』という答えが返ってくる事はとっても稀です。

実際にカナダで暮らしてみると人種、文化や宗教に関係なくお互いを尊重し、国民それぞれがそれぞれの人種の違いを受け入れているて一緒に生活をしている事が実感できるのではないかと思います。

留学の種類

カナダに留学するにはいくつもの選択肢があります!短期から長期の留学まで自分の目的などにあわせて様々なスタイルから選ぶ事が可能です。

ここではカナダに留学するためのビザの種類をいくつかご紹介します。
※厳密には日本はカナダに入国するのにビザがいらない国なので、ビザではなく『許可証』なのですが、わかりやすいように『ビザ』という呼び方をしています。

観光ビザ

カナダに6ヵ月以内の短期留学を考えている方は特にビザの申請をする必要はありません。簡単なeTA(電子渡航認証)のみの申請でカナダに滞在できます。

ワーキングホリデービザ

カナダのInternational Experienceのプログラムの1つです。

18歳から30歳であれば応募する事が出来ます。

抽選となっていますが、日本人は年間6500名の枠があるので募集期間中に申し込みさえすればほぼ確実に取得する事が出来ます。

語学学校に通っても(6ヵ月以内)、働いても、観光してもOK! カナダに1年間好きなように滞在できます。詳しくは→ワーキングホリデーについて

学生ビザ

学校に6ヵ月以上通いたい場合には学生ビザを申請する必要があります。

公立の大学やカレッジなどカナダ政府に認められた学校の8ヵ月以上のプログラムに通う場合、週20時間までは働ける就労ビザが付いてきます。

語学学校に通う場合は学生ビザで働く事は出来ません。

Co-opビザ

専門分野について学校で学んだあとにインターン(有給もしくは無給)も経験する事のできるCo-opプログラムを用意しているカレッジもカナダには多くあります。

学校や分野によって6ヵ月の短期プログラムから2年の長期プログラムまで様々。カナダで実際に働く経験をしてみたい方や、既にカナダにいて働きながら滞在を延長したい方に人気です。

メリット?デメリット?

カナダの英語

カナダ英語はきれいと耳にした事がある方もいるかもしれません。

カナダの英語はどちらかというとアメリカ英語の発音に近いです。
単語などはイギリス英語が混ざっている事もあるかと思います。

もちろん私たちが想像するようなネイティブスピーカー!!というようなきれいな英語を話す人もたくさんいます。

ただ、こちらに滞在するとわかると思うのですが、やはりカナダは移民の国なので本当にいろんなアクセントの英語が飛び交っています。

『訛りのないきれいな英語を話せるようになりたい!』という方も多いと思います。
そういう方はもしかしたら想像していた英語圏と違う!!と思うかもしれません。

しかし正直、英語はただのコミュニケーションツールです。
グローバル化している現在の社会で働いていると、世界中の人たちがそれぞれのアクセントで英語を喋ります。こちらではアクセントは個性の1つといわれているくらいです。(※発音の練習が重要ではないと言っているわけでは決してありません。)

様々なアクセントに慣れ、色んな人とコミュニケーションをとるトレーニングという点ではカナダは英語を学ぶのにとても良い環境だと思います。

メリット‐いろんなアクセントに慣れ、世界中の人と英語でコミュニケーションをとるトレーニングになる。
デメリット-カナダにいる人みんながきれいな英語を喋るわけでは全くない。

カナダの気候

地域によっても違うと思うのですが、カナダは想像通り冬はとっても寒いです。
とにかく冬が長いです。1年の半分くらい冬なのではないかと思うくらいです。
しかし建物の中は暖房設備が整っているためとっても暖かい事がほとんどです。
(家の中では真冬もTシャツに短パンで過ごせます。)

しかし冬が長いだけあり、暖かくなってくるとカナダの人々はとにかく思いっきり外を楽しみます。

ビーチに行ったり、パティオでの食事を楽しんだり、バーベキューしたり…。
夏はとても暑いですが、日本のようにじめじめはしていないので過ごしやすいかと思います。

ただ日差しはとっても強いので日焼け止め&サングラスは必須です。

メリット-ウィンタースポーツ大好きな人には天国!!夏を全力で楽しむ!!という経験ができる。
デメリット-冬があまり好きでない人にとってはとにかく長い。寒い。

カナダで暮らす費用

気になる費用ですがお隣のアメリカと比べるととても安いです。

しかし日本での生活と比べた場合は高いと感じるかもしれません。
外食をした時など、ただでさえ割高だなと感じる食事に、オンタリオ州の場合は13%の税金+約15%のチップ…となると慣れるまでは、お会計をみて値段にびっくりする事も少なくないと思います。

ただ物価は高めですが、最低賃金もオンタリオ州では2019年時点で14ドルと高めです。払う側からすると高いなと思うチップも、レストランなどで働き、受けとる側となればかなりの収入になります。

なので特に働きながらの留学を考えている人にはカナダはおすすめの留学地です♪

メリット-アメリカと比べるととても安い。最低賃金が高め。
デメリット-日本に比べると高い。税金にチップと支出が多め。

日本人の比率

留学を考えている方の多くは『日本人のなるべく少ないところ』を希望します。

カナダは海外に住んでいる日本人の世界ランキングでみると第5位です。
ちなみに1位アメリカ、2位中国、3位オーストラリア、4位タイという結果になっています。

TABIZINEさんのブログでとても見やすくまとめてあるので気になる方はチェックしてみてください。【ランキング】世界で暮らす日本人。日本人移住者が多い国はどこ?

カナダは第5位で約7万人という事で、カナダにいる日本人の数はもちろん少なくはありません。
特に大都市などに行けば比率も上がるため、日本人と会う確率も高くなると思います。

ただ本当に日本人が多いと英語を伸ばす妨げになるのか?というとそうでもないと思います。

例えば日本人が少ないと聞いて選んだ学校の他のクラスメイト達が同じ母国語を話す留学生で、日本語でも英語でもない言語で何を話しているのかさっぱりわからない…(苦笑)という状況に陥る可能性もあります。
そういう場合も結局は自分からどれだけ積極的にコミュニケーションを取り状況を改善出来るかという事が大切になってきます。

また日本人をひたすら避ける、英語しか喋らない!というのもモチベーションとしては素晴らしいですが、こちらでもコネクションは重要なので、現地に住んでいる日本人との情報交換がとっても役に立つ事も多くあります。

留学地を決める際は日本人の比率を頭に入れておくのは決して悪い事ではないですが、1番重要視しなければいけない項目ではないのかなと思います。
結局全ては自分次第です!

まとめ

カナダ留学をする上で気になるであろう基本情報やメリット&デメリットについてお伝えしました♪

もちろん人によって感じ方はそれぞれだと思うので参考程度にして頂ければと思います。

デメリットは人、状況によってはメリットになる事も多々あると思います。(逆ももちろんあり得ます。)

カナダ留学を考えているけれど何から始めたらいいか、どんなプランを立てたらいいかわからないという方もお気軽にメープル•エデュケーション留学センターにご相談ください♪

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