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5.62020
Takeのアフターコロナの考察!〜パート1〜
Contents
はじめに
こんにちは!Takeです!
皆さん元気ですか?僕は元気です!今回このブログでは、コロナウイルスについて、僕なりの考えをまとめてみました!大きく分けて4パートに分かれてます! パート1は「コロナウイルスについての現状」と「アフターコロナの世界」についてです!
コロナウイルスについての現状
コロナウイルスによる被害状況と分かっていることなどを見てきましょう。
現状イタリア、ニューヨークでは医療現場の崩壊が起き、患者全員がちゃんとした治療をうけることができないという状況です。そのような状況ですので、イタリアでは、助かる見込みがより高い若者が優先的に治療され、高齢者などは後回しにされているそうです。
欧米や欧州での感染スピードがアジアなどと比べると異常に速く、中国の武漢から始まったコロナウイルスですが、アジアでの感染は比較的緩やかだそうです。一説によると、欧米や欧州のコロナウイルスの方が、アジアのコロナウイルスよりも毒性が強いのでは?と言われているほどで、その被害の差は歴然です。
コロナウイルスの症状は、肺炎の症状になります。つまり重症化すると人工呼吸器などの医療設備が必須になります。ウイルスには抗生物質が効かないので、抗ウイルス薬を使ってウイルスの増殖を防ぎつつ、人工呼吸器を使って肺を休ませながら自己回復を待つという治療法しか現状ないそうです。
感染力は1.5~3%とインフルエンザと同じくらいです。致死率は1~10%でインフルエンザよりもかなり高いです。潜伏期間も長く、発病前にも他人に感染します。重症者率は20%で、5人に1人の割合です。
重症化した場合の治療法が現状、人工呼吸器を使った自己回復のみなので、医療設備がないと治療できません。ですので、今は経済の失速よりも、いかに医療崩壊を防ぎつつ、感染者をこれ以上増やさないようにするかが各国の最優先事項となっています。
過去のウイルスのワクチンはまだできてない
2002年に中国で起きたSARS、2012年にアラビア半島で起きたMERSというウイルスが流行りましたが、これらに対するワクチンや治療薬は、現代の医療技術でも未だに開発されていません。1930年ごろに発生したHIVのワクチンは、未だに開発されていません。
つまり、コロナウイルスのワクチンも現代の医療技術をもってしても開発されない可能性だって十分に考えられます。
自粛はなぜ必要か?
コロナウイルスの感染を止めるために、各国がなぜ外出自粛や外出禁止を呼びかけているか?それは、医療現場の崩壊を防ぐためです。
ウイルスへの対策の一つに集団免疫の獲得という方法があります。みんなウイルスにかかって免疫をつけようという手法です。ですがこの方法を成功させるには、国民の7~8割がコロナウイルスにかかる必要があり、これを行うと医療機関が崩壊してしまいます。一番避けなければいけないケースが医療現場の崩壊ですので、現状の対策としては、外出自粛を呼びかけて医療現場の負担を少しでも軽くしようという政策になります。
世界恐慌は起こる
コロナウイルスによる世界経済への打撃「コロナショック」は、2008年に起こったリーマンショックの落ち込みを1ヶ月で軽く超えています。日経平均株価やダウ平均株価などを聞いたことはあるでしょう。それらの数値の落ち込みは、凄まじいものです。最近アメリカの経済界見通しによって少し上昇しましたが、それでも下落はすごい。
2008年に起こったリーマンショックは、半年ぐらいかけて落ち込んでいったのですが、コロナショックの場合は、1ヶ月でリーマンショックを超えてしまった。この二つの経済危機を比べてみて、現状を正しく理解しましょう。経済のお勉強です。
リーマンショックとコロナショックの違い
まず最初にリーマンショックは金融市場のパニックに過ぎなかったということです。金融市場というのは、簡単にいうと株とかFXとかの世界です。その金融市場のトラブルによって、金融機関同士がお金の貸し借りを止めてしまい、お金の流れが止まってしまって、不景気になった。
めっちゃ簡単に説明するとこういう感じです。金融市場のトラブルだったので、中央銀行や政府がお金を刷ったり、お金を市場に流してあげれば対処可能でした。
実体経済(人々の生活)よりも金融市場中心のダメージであったため、金融政策でなんとかなったのが、リーマンショックです。
コロナショックの場合は、金融市場もパニックになっていますが、それよりも実体経済、つまり人々の生活自体に直接的に大きな影響が出ているのが特徴です。外出自粛や渡航制限などにより、人の移動が制限されると、あらゆる経済活動が制限されます。経済ではヒト・モノ・カネが自由に移動するのが前提なので、この前提がないことになると、現在の世界の構造では、経済活動がストップしてしまうということです。
-ヒトの移動の制限-
ヒトの移動が止まる→サービス業がストップする→(生活必需品・インフラ以外は)経済活動が停止する→収益がない→解雇・失業率が上昇
-モノの移動の制限-
供給が止まる、モノの移動が止まる(特に中国産の商品・原材料止まる)→部品がない→工場が稼働できない→商品を作れない→工場で働いている人たちの給料が稼げない→解雇・失業率が上昇
コロナショックは金融市場もかなり暴落してますが、何よりも人々の生活を直撃しています。ですので回復するのにかなり時間がかかると予想されています。
アフターコロナの世界
コロナショックによってあらゆる経済活動が停止するといいましたが、GDP換算で日本経済へのダメージをいうと、GDPが40~50%下がると言われてます。簡単にいうとかなり悪くなります。
ではいつまで移動制限するの?いつ外出自粛が解除されるの?って思いますよね。でもその答えは”誰もわからない”というのが答えです。色々説がありますが、9月ぐらいまで続くかも知れません。
ヒトやモノの移動が制限されるブロック経済や国境封鎖はしばらく継続されると思います。コロナウイルスの第二波、第三波に備えるためです。まだ感染拡大していない地域があるため、一度渡航制限を解除したら、またコロナウイルスが流行する可能性があるからです。
一度おさまっても、前と同じように自由な人の移動はしばらく制限される。新たなリスクが生まれるからです。
アフターコロナの世界での仕事
おそらく通常のホワイトカラーはなくなると言われています。雇用の概念も大きく変わると思われます。人との接触をできるだけ減らした社会になると考えられるからです。
人を直接的に仲介することがなくなるため、AIや機械などによって生産性は上がりますが、今まであった仕事は無くなると思われます。ですが無くなった仕事の分、新たな仕事が出てくるのは間違い無いです。
テレワークの実施状況
コロナウイルスによって、今主流の働き方にになったテレワークですが、業種によってはテレワークが難しいという業種もあります。物流業、建設業、製造業など、モノを物理的に扱う産業はテレワークは厳しいようです。
ウィズコロナの世界へ
今後は3密(密集、密室、密接)を避けるのが当たり前の世界へなっていくのでは言われてます。
また今までの都会の良さであった「人にすぐ会える」「人が近くにいる」といった良さが、逆にそれがリスクになり、都市から地方への企業や人口の流失が起きるかもしれません。
企業はIT化への移行が急務になると考えられます。今までIT化をして来なかった企業もIT化への移行を余儀なくされるでしょう。特に日本の行政や公的機関のIT化は進むと思われます。
パート2へ続く…!
さて今回はパート1として、 「コロナウイルスについての現状」と「アフターコロナの世界」についてまとめました。パート2では「 コロナウイルスによって伸びる産業、衰退する産業 」と「コロナウイルスによって世界は激変!じゃあどうするか、今何をすべきか 」についてをシェアします!
パート2では明るい話しも出てきますのでぜひ興味のある部分だけでも読んで頂けると嬉しいです!ではまた!